ラケットでボールを正確に当てるということ

ラケットを振りボールを飛ばす前に理解しておいた方いいことがあります。

初心者からある程度練習を続けている方まで、ラケットがボールに正確に当たらないことで、毎回、飛び方が違ってしまうことがよくあります。初心者の方ならラケットのどこに当たっているか分からないからそもそもよく当たり方も分からないかもしれません。

テニスではグリップからまっすぐ伸びた延長線上のラケット面の中央付近にボールが当たるのが最もボールが飛びやすくブレにくいので可能なかぎりこの付近でボールを捉えるようにしたいです。

ただ、人が行う「ボールにラケットを当てよう」「ボールが飛ばそう」という意識や操作はラケットを振る度に違ったラケット軌道とラケット面の向きを作ってしまうので安定してボールを打ち続けるラリー等では向きません。

そもそも、何十球も続けて打ち合う中で、直径7cm弱のボールに集中してラケット面を当てようとし続けたら体より神経の方が疲れてしまうと思います。

安定したスイング軌道を作るためには、ラケットに働く力を活かして邪魔しない、補助する体の使い方が必要ですが、それを学ぶ前に、理解しておいた方がよい前提条件を幾つか上げていきたいと思います。

いずれもごく基本的なことですが、テニスを習っていると「打ち方」の方が先になってしまい、これらのことは「注意事項」として言われるだけです。本来は「これらのことが自然と出来ている打ち方」となるべきですがそうなっていないと感じます。

また、「ラケットがボールに正確に当たらないのは自分の技術が未熟だからだ」と思う方も多いと思いますが、160km/hを超えるようなサーブをリターンするならともかく、一般的なラリーでミスショットするのはもっと基になる部分に課題があるためでしょう。

それらを改善する基礎になると思っています。