ラケットヘッドが出てこない

体が回転してもラケットヘッドが出てこない

“回転させた体が正面を向いた状態でもラケットヘッドが肩の位置を追い越していない”フォームになっているのをよく見かけます。

回転した体が正面を向いた段階でもラケットヘッドが前に出てこない

これを「ラケットヘッドが出ていくるのが遅い」と良い意味で言われる場合もありますが、それは“体の使い方に問題があり主にラケットを振っていることで体の回転と連動せず腕の操作でラケットだけが前に出てきてしまう”といった問題に対する改善イメージとしては意味があっても、実際には「体の回転に対してラケットが十分加速できてない」ことを表しているだろうと思います。

腕を中心としたスイングをするため敢えてラケットヘッドが出てこない打ち方も

これとは別に、極端に厚いグリップで打つ方で回転した体が完全に正面を向いているのにラケットヘッドが前に出てきていない、体を追い越していない打ち方になる場合があります。

これはグリップが極端に厚いことで体の回転にラケットヘッドが前方に出てくるのが間に合っていないため起こると思います。グリップが厚くなるほど打点は前に移動します。つまりグリップが厚い程、打点の位置に到達するまで時間がかかる = 体は回転しているのにラケットがなかなか出てこないということです。

ただし、グリップの厚さだけでなく体の回転と関係なく腕の強さでラケットをスイングする方が “自分の意思としては操作しやすい” ためラケットを持ち上げることで回転をかけるという考えもあると思います。ただ、繰り返しますがスイングする目的は「ボールを飛ばすこと」であり、この打ち方ではラケットを持ち上げる手や腕の操作はしやすくても、ラケットを前方に強くスイングするには “物理的な体の強さや筋力” が必要となってしまいます。1990年代のクレーが得意な選手はこういう打ち方の選手が居ましたがこれで延々ストロークを打ち続けるには体の強さが必要であり、もっとラケットスピードが上がりやすい打ち方がある訳ですから敢えて選ぶ必要はないのではと思います。

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